紙の断裁仕上げ、巻き取り(巻取)、パレット製作のふじかわコーポレーション

　

明治38年、初代尾崎初次郎が富士川の地で事業を始めて、100年が経ちました。この間、さまざまな事が起こりましたがお蔭様で今も、事業を続ける事が出来ています。
　

1997年11月に父が他界し、2000年に会社を統合し、現在を迎えております。これもひとえに、社員の皆様、顧客の皆様、取引先の皆様のお陰と、深く感謝しております。
　

一方、世界的に日本や製紙業界を見たときに、今、経営環境は大きく変わっております。これからは従来の延長線上に、弊社の存続する可能性は無く、今、大きな転換期に立っていると言えるでしょう。

こうした中で従来100年続いてきた、我が　ふじかわコーポレーションが今後も100年間永続していく上には、1990年代に更新してきた新鋭の機械を軸に、また、長年働いてきたベテランさんの技術・技能を活かし、新しく入ってきている若手社員がその技術・技能を継承・発展させていくことで新しい時代を切り開いていく基盤となす事ができます。
　

どんな時代になっても、その時代・社会・産業を動かしているのは人です。仮に1本100円のボールペンであっても、買えば、100円ですむかもしれません。しかし、これを自分で全て作ろうとしたら、時間も費用も莫大なものとなります。同様に、弊社での仕事は、社会の中の限られた一部の仕事かもしれません。しかしながら、その仕事においては、弊社あるいは、弊社の社員さんの仕事が、この産業の、この時代における革新を作り出し、世界一となる可能性が充分にあります。

人が、ひとたびこの世に生を受けた上においては、その生に、命が与えられ、使命が与えられます。二度とない大切な人生を輝かしいものにしないのはもったいない事です。
　

今まで働いて、この会社を支えてきてくれたベテラン社員さんは、その技術・技能を若手社員さんに伝承することで、その命は永遠のものとなります。また、若手社員さんは、ベテラン社員さんから受け継いだ、技術・技能をさらに磨いて、改善し、新たな時代の新たな技術を作り上げていくならば、その命もまた美しく輝くことでしょう！

株式会社ふじかわコーポレーション
代表取締役　尾崎 一裕

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