ここでは紙を指定の大きさに巻き取る[巻き取り(巻取)]作業をご紹介します。
原反(ロール状の紙)を、もう一度ロール状に巻き取る作業です。
なぜ巻き直すのか不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。
実は製紙会社で抄き上げられた紙は巾数メートルから10メートルという巨大なロールですので、このままでは印刷機で使う事が出来ません。
ですので小分けに巻き直す工程が必要になるのです。この後は包装も施されて製品となります。
巻取作業のポイントは、紙に対する応用力を身につけることです。
これは断裁にもいえる事ですが、紙にはそれぞれ個性があります。
まずは機械を使えるようになること、次にそれぞれの紙の個性に合わせた
巻取技術を「人」が習得すること。
用途が違えば、製作の時に注意すべき点も違ってくるのは当然ですからね。
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